世界的に、異常気象と呼ばれるような天候が観測されたり、ニュージーランドの地震といった大災害が報じられています。私たちがこれから出て行こうとする世の中には、たいへん厳しい現実があると感じられます。しかし、こういった暗いニュースに対しても、いまの私たちにとっては挑戦する価値がある課題だと前向きにとらえることができます。
なぜなら私たち第58期生は、東京都市大学付属高等学校の生徒として、前身の武蔵工業大学付属高等学校の歴史と伝統の上に立ち、新たに活気ある校風を積み重ねられるように、日々充実した学校生活を送ってきたからです。
私たちは勉学、部活動、委員会など、それぞれが自分のやるべきことを見据えて、精一杯努力してきました。立派な施設にも恵まれ、さまざまな経験ができました。部活動では、先輩方の代よりさらに良い成果を残すべく努力しました。新型インフルエンザなどの問題で開催が危ぶまれた柏苑祭でも一致団結して対策を立て、お客様を迎えることができました。
ただ私たちの活動の成果は、自分自身では、正しく評価することはできません。これまで私たちを支えてきてくださった先生方をはじめご来賓方々、保護者の皆さん、そして後輩諸君が、評価してくださるものだと思っています。先輩方から受け継いだものを、後輩の皆さんに着実に橋渡しできたと思っていただけるとしたら、これほど嬉しいことはありません。
私たちは本日をもってこの学舎を巣立ちます。楽しいことも、苦しかったことも、今となってはどれも良い思い出です。私たちがここまで成長するまで、温かく見守ってくださったすべての皆様に感謝したいと思っています。本当にありがとうございました。
これから待ち受けるあらゆる困難に対して、これまで以上に自信と勇気を持って乗り越えていくことを約束し、答辞とさせていただきます。 |